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2022.05.16

子宮頸がん予防ワクチン接種について

平成25年4月1日から子宮頚がん予防ワクチンが定期接種になっており、対象者は、12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女子(小学校6年生から高校1年生相当の女子)とされてきました。
しかし、子宮頸がん予防ワクチンの接種については、まれに重い副反応が発生していることから、平成25年6月14日付の厚生労働省の勧告に基づき、市から対象者の方への接種勧奨を差し控えていましたが、令和3年11月26日付けで同通知が廃止されたことに伴い、積極的な接種勧奨が再開されることになりました。
そのため、子宮頸がん予防ワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより、接種機会を逃した方への公平な接種機会を確保する観点から、時限的な定期接種の特例として実施することになりました。令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間は「キャッチアップ接種」として、これまで子宮頸がんワクチンを受ける機会がなかった女性に対して公費での子宮頸がんワクチン接種が可能になりました。

【対象者】
・接種日現在、堺市に住民登録があり、平成9年4月2日から平成18年4月1日までに生まれた女性。
・平成18年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた女性も順次対象者となります。 なお、過去に1回又は2回接種したことのある方は、残りの回数のみ接種が可能です。

キャッチアップ接種

対象者 令和4年度 令和5年度 令和6年度
平成9年4月2日~
平成18年4月1日生まれ
平成18年4月2日~
平成19年4月1日生まれ
定期接種
(高校1年生相当)
平成19年4月2日~
平成20年4月1日生まれ
定期接種
(中学3年生)
定期接種
(高校1年生相当)

【接種回数】
3回接種

【ワクチンの種類】
子宮頸がん予防ワクチンには「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類があります。予防効果は、「サーバリックス」、「ガーダシル」ともに同じで、いずれのワクチンも、3回接種しないと十分な効果が得られません。また、最初に選択し接種したワクチンは途中で変更することはできません。必ず同一のワクチンを3回続けて接種してください。

「サーバリックス」を接種する場合
1カ月の間隔をおいて2回接種し、1回目の接種から6カ月の間隔をおいて3回目の接種を行います。ただし、この接種間隔で接種できない場合は、1カ月以上の間隔をおいて2回接種し、1回目の接種から5カ月以上、かつ2回目の接種から2カ月半以上の間隔をおいて3回目を接種します。

「ガーダシル」を接種する場合
2カ月の間隔をおいて2回接種し、1回目の接種から6カ月の間隔をおいて3回目の接種を行います。ただし、この接種間隔で接種できない場合は、1カ月以上の間隔をおいて2回接種し、2回目の接種から3カ月以上の間隔をおいて3回目を接種します。

【接種を受けるには】
予防接種ご希望の方は、お電話にお問い合わせください。
接種当日は、母子健康手帳と健康保険証を持参してください。接種当日は、原則、保護者の同伴が必要です。なお、予診票は当院に配置しています。

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